プロダクトスチュワードシップ

プロダクトスチュワードシップ

プロダクトスチュワードシップは、製品ライフサイクルの重要な一部です。プロダクトスチュワードシップにより、環境・健康・安全(EHS)の要素を製品開発、製造、および販売過程に統合します。ベーリンガーインゲルハイムは、環境への影響が少ない安全な製品の開発と製造に注力します。

プロダクトスチュワードシップにおける世界的な取り組み

環境リスクアセスメント

ベーリンガーインゲルハイムは、無公害製造のみならず、環境に対する製品の影響を最小限に抑える責任を有しています。新製品の登録時には、環境リスクアセスメントが必要となります。本アセスメントは、環境への影響および生態毒性作用に関する試験に基づき実施されます。さらに、ベーリンガーインゲルハイムは、既に市場で流通している製品の環境データ評価を行い、必要に応じて、最終的な影響を評価すべく、自主的にさらなる試験を実施します。

これまでに実施されたアセスメントにより、ベーリンガーインゲルハイムが製造・販売する化学物質はヒトに安全であることが示されています。また、検知された化学物質濃度は、水生生物に急性作用を及ぼす濃度よりもはるかに低いものでした。長期的作用の可能性については、同分野における研究の動向を見守りつつ、独自の試験(水生生物における慢性毒性など)を実施しています。

新たな規制:REACHおよびGHS

欧州の拠点は、将来のEU化学品政策の土台となるREACH規制(化学品の登録、評価および認可を義務づける規制)への対応を進めています。本規制の目的は、製品チェーンの全関係者の安全強化を図り、なおかつ消費者と環境双方を保護することです。

将来的には、本規制に従って登録されていない製品の使用あるいは販売は禁止されることになります。また、ベーリンガーインゲルハイムは、国連の化学品の分類および表示に関する世界調和システム(GHS)への対応に着手しました。

オゾン層を破壊する圧縮不活性ガスの段階的廃止

モントリオール議定書ならびに複数の追加的な法的拘束力を有する国際協定は、オゾン層破壊物質、特にスプレー用高圧ガスとして広く使われてきたクロロフルオロカーボン(CFC)の段階的な製造・使用中止を規定しています。

これに対しベーリンガーインゲルハイムは、定量吸入器の噴射ガスについて、CFCからより環境にやさしいヒドロフルオロアルカン(HFA)への切り換えを進めています。既に多数の国々で、既存の気管支拡張薬の噴射ガスをHFAに切り換えました。

ベーリンガーインゲルハイムはまた、噴射ガスを使用しない新しい吸入器の開発に積極的に取り組んできました。その結果、レスピマット® ソフトミスト™ 吸入器が誕生しました。吸入技術に対する非常に画期的なアプローチとなるこの吸入器は、患者のニーズを満たすと同時に環境に優しいデザインとなっています。