ドイツ 食を楽しむ

著者 ブッヘンベルゲル・ステファン(文学博士)

ドイツ料理とソーセージ

ブッヘンベルゲル・ステファン(文学博士)
(Buchenberger.Stefan)
奈良女子大学文学部 言語文化学科 教師

ドイツ料理とソーセージ
クリスマスにはワインとソーセージは欠かせない。地元のワインとともに食べるのが最上。

「ドイツ人は毎日、ソーセージを食べている」という考えが世界中に広がっているように思う。私も日本人から「ドイツ人は毎日ソーセージを食べているのですか」と聞かれることが時々ある。勿論、そんなことはありえない。日本人だって毎日、すしを食べることはないでしょう。しかし、ここにはある種の真実が含まれている。ドイツには1500以上もの種類のソーセージがある。すでに中世から存在していた。更に時代を遡ると、古代にホメロスの『オデュッセイア』に登場する。ソーセージは肉を保存する最古の方法であることから、おそらくもっと古くからあったのではないでしょうか。

今日、ドイツ人は「超ソーセージ好き」として知られている。確かにそれはもっともな見方である。ドイツのソーセージは、ジャガイモやパンをつけ併せとして一緒に食べるととても美味しい。そして、ソーセージはまた、日本で暮らす私に望郷の念を呼び起こす数少ない物のひとつである。ドイツ人が最も好きな食物とされるソーセージの世界へ、小さなグルメの発見の旅へご案内しょう。


ソーセージは大きく3種類に分けられる。

 

ゆでソーセージ: 牛、仔牛、豚肉を材料とする生ペーストで作る。沸騰しない程度にゆでられたソーセージ。
生ソーセージ: 様々な種類の生肉を材料とする生ペーストで作る。それを燻製にしたり乾燥させて保存がきくようにする。
調理済みソーセージ: あらかじめ加熱調理された肉や内臓から作る。ほとんどの調理済みソーセージは加熱されるが、さらに燻製にするものもある。

 

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