プレスリリース(報道関係者の皆様へ)

「インゲルバック®サーコフレックス」世界最大の豚生産国、中国で承認を取得

-中国初の承認となる、豚サーコウイルス関連疾病対策用ワクチン-

2010年1月11日 ドイツ/インゲルハイム 中国/上海 ベーリンガーインゲルハイム

ベトメディカは、豚サーコウイルス関連疾患(PCVD)対策用ワクチンについて、中国政府当局から販売承認を受けたと発表しました。 インゲルバック®サーコフレックスは、精製サーコ抗原(ウイルス様粒子)と特別に配合設計された独自のアジュバント(ImpranFLEX®)による動物用ワクチンです。接種が容易な離乳期の子豚に、単回投与を推奨されたワクチンとして認可されました。 豚の様々な管理環境下に於いて、本ワクチンは豚サーコウイルスに起因する臨床症状や斃死などの急性症状を低減させ、慢性症状である、発育不良を改善します1、2、3、4、5。2006年以降、2億6,000万頭を超える豚がこのワクチンの接種を受けており、「インゲルバック®サーコフレックス」は世界で最も多く使用されているサーコウイルス2型(PCV-2)ワクチンとしての地位を確立しています。 「インゲルバック®サーコフレックス」は2006年に北米で初めて上市され、その後、南米4ヵ国、欧州29ヵ国、日本を含むアジア6ヵ国をはじめとし、オーストラリア、ニュージーランド、南アフリカ、そして今回の中国での承認に至っています。中国は、世界で群を抜く最大の豚生産国です。2007年には、世界の飼養豚数の約46%を中国が占めています(FAO 2009; http://faostat.fao.org/)。中国の力強い経済成長と継続的な生活水準の改善を受けて、今後さらに高品質な豚肉に対する需要が高まると見込まれます。 日本では2008年3月に販売を開始してから今日まで、約1,400万頭分のインゲルバック®サーコフレックスを供給してきました。本剤は、豚サーコウイルス関連疾患(PCVD)の予防効果が高く、また、安全域が広く忍容性も良好で、豚の生産性の向上に高く貢献することから、日本で最も多くの生産者から選択されるワクチンとなっています。 豚サーコウイルス関連疾病(PCVD)は、世界で最も経済的損害を与えている豚疾病のひとつとみなされています。豚サーコウイルス2型(PCV-2)による急性感染症は豚の免疫力を弱らせるため、死亡率が高まり、他の病原体の二次感染が増え、発育が低下します。豚群のほぼ100%が発育過程で豚サーコウイルス2型(PCV-2)に感染しますが、インゲルバック®サーコフレックスを投与することで被害を抑制します。 ベーリンガーインゲルハイムのこの画期的な製品は、養豚業者にとって経済的打撃をもたらす豚サーコウイルス関連疾患の予防に役立つ有効な解決策となります。我われは、健康な豚による安全・安心な豚肉の生産をサポートすることで、養豚業界の発展に寄与していきたいと考えております。 ベーリンガーインゲルハイムについてドイツのインゲルハイムに本拠を置くベーリンガーインゲルハイムグループは、世界でトップ20の製薬企業の一つで、2008年度の売上高はおよそ116億ユーロになりました。1885年の設立以来、人々と動物の健康および保健医療の向上に寄与すべく、世界各国の市場に革新的な医薬品を送り出しています。 ベーリンガーインゲルハイム ベトメディカ ジャパン株式会社(本社:東京都品川区、社長:ブルース・クイン)は、ベーリンガーインゲルハイムグループの一員です。日本の動物用医薬品市場で、豚、牛、家禽といった畜産分野、及び、コンパニオンアニマルの健康分野に注力し、製品の開発、マーケティング、販売を展開しています。 ベーリンガーインゲルハイムについての詳細情報は: www.boehringer-ingelheim.com (ベーリンガーインゲルハイムグループ) www.boehringer-ingelheim.co.jp (日本ベーリンガーインゲルハイム)からご覧いただけます。

Reference
1. Cline, G., Wilt, V., Diaz, E. And Edler, R. (2008c) Efficacy of porcine circovirus type 2 immunization in pigs vaccinated at 3 or 6 weeks of age. Veterinary Record, 163, 737-740.
2. Desrosiers, R., Lcark, E. , Tremblay, D., Tremblay, R., Polson, D.  (2009) Use of a one-dose subunit vaccine to prevent losses assosiated with porcine circovirus type 2. J Swine Health Prod. 17(3), pp. 148-154.
3. Fachinger, V, Bischoff, R., Jedidia, S.B., Saalmueller, A. and Elbers, K. (2008) The effect of vaccination against porcine circovirus type 2 in pigs suffering from porcine respiratory disease complex. Vaccine, 26, 1488-1499.
4. Kixmoeller, M., Ritzmann, M., Eddicks, M., Saalmueller, A, Elbers, K. and Fachinger, V. (2008) Reduction of PMWS-associated clinical signs and co-infections by vaccination against PCV2. Vaccine, 26, 3443-3451.
5. Von Richthofen, I., Lischewski, A., Woolfenden, N., Strachan, W.D. and Elbers, K. (2009) The effects of vaccination against porcine circovirus type 2 on viraemia, viral load, mortality and growth in a herd affected by post-weaning multisystemic wasting syndrome. The Pig Journal 62, 10-26

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