

現在、大阪市内の旭、都島、城東、鶴見区という4つのエリアを担当している荻原さん。MRとして毎日多くの先生方と面会し、自社製品に関する情報を提供したり、先生方から意見を伺ったりしています。 そんな荻原さんの、ある1日をご紹介します。
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MRの仕事は、医薬品専門の卸会社への訪問から始まります。卸会社とは、製薬メーカーから薬を仕入れて、診療所や病院に販売している会社のこと。ここには「MS」と呼ばれている販売担当者がいて、医薬品の営業と価格交渉、納品をしています。MSさんも、私たちMRと同様に取引のある医療機関に通っているため、お互いに情報交換をするメリットがあるのです。
まず卸会社に訪問して行うのは、当社と競合会社の医薬品の動向チェック。取引卸は複数あるため1社だけのこともあれば複数社訪れることも。
また、卸会社先でGEOチーム(※)のメンバーと顔を合わせたときは、今日1日のお互いのスケジュールを確認しあったりします。
※GEOチーム(ジオチーム)
日本ベーリンガーインゲルハイムでは、担当エリアを複数のMRでフォロー。そのチームのことをGEOチームと呼んでいる。荻原さんの場合、大阪市内の4つのエリアを、2人のMRで担当。訪問先が重複しないように連絡を取り合っているが、あえて2人で伺い、製品の紹介をすることもある。
営業所では、本日の訪問先を改めて確認したりメールのチェックなどを行います。基本的に、全員が集まって行う定例会議は、月1回。そのほかにも、急に召集され、細かな連絡事項がなされることがあります。
特に用事が無い場合は、出社せずに卸会社から直接、医療機関に向かうこともあります。
自動車で担当エリアの開業医を回ります。診察の空き時間を利用して情報の提供を行いますが、お忙しそうなときには、ご挨拶をするだけになることも。開業医のご訪問は、1日に5軒ぐらいが平均値です。ちなみに、病院間の距離が長い秋田エリアを担当していたときには、1日に200kmぐらい走ったこともありました。
お電話でのアポ取りは、急遽お会いして説明しなければならないことがあるときのみ。足を運び、顔を合わせてのご挨拶が基本です。
月に数回、お昼の休診時間をいただき、医師、看護師の方を対象とした説明会を行います。説明会とは、パソコンやプロジェクターを使って製品のプレゼンテーションを行うこと。通常の面会よりも、先生方とじっくりと話すことができるチャンスです。
ランチは、いつも遅めの時間。忙しいときには、コンビニで買ったお弁当を車のなかで食べることも。通常は気分転換のため、お店に入って食事をするようにしています。
最近のお気に入りは、うどんやラーメンなど。麺類をさっと食べて、午後の仕事に備えます。
午後は、担当エリア内にある中堅規模の病院を訪問し、診療科の医師の方々への情報提供。医局に伺い、先生方の手が空いているときを見計らってお話をします。
ただし、医師に話しかけるチャンスを虎視眈々と狙っているのは、他社のMRも同じ。開業している先生と比べ、1対1の状況は作りづらいため、他のMRも交えた雑談に加わることがしばしばです。
夕方以降も、開業医や病院の訪問は続きます。この時間帯は、あらかじめアポイントメントを取っている医師に対して、じっくりと製品のご説明をすることが多いですね。
帰社後は、メールのチェックや、社内で「BINGO」と呼んでいるシステムに日報の入力を行います。BINGOに入力していると、医療機関への訪問状況が一目瞭然。そんなデータを参考にしながら、翌日の訪問ルートを組み立てます。
また、医療関係者からいただいた質問に答えるべく、調べモノをするのもこの時間。医学全体についての知識は、先生方との会話や、いただいた“宿題”を解決することで身に付けていきます。


